ブロックチェーンマスターになろう おすすめ本5選

ブロックチェーンについてより詳しくなるため、本を読むならどんなものを読むべきなのでしょう。今回は、筆者おすすめのブロックチェーンがよくわかる本を5冊紹介いたします。

一冊でまるわかり 暗号通貨 2016~2017

著者は「森川 夢佑斗」で、1993年生まれの非常に若い実業家です。アルタアップス株式会社のCEOで、この会社は京都大学法学部の在学中に立ち上げたものだというのだから驚きですね。ビットコインはもちろん、ブロックチェーンの技術を使った仮想通貨の分野に非常に興味を抱いており、それを基に会社運営や執筆活動を行っています。

そんな中から生まれた本書は、ブロックチェーンの入門書になっています。ブロックチェーンとはそもそもなんなのか、どんな仕組みで成り立っているのか、しっかりと学んでいくにはピッタリの一冊です。

仮想通貨とブロックチェーン

著者は「木ノ内 敏久」で、経営論に精通している日本経済新聞社の地方支局長を務めている方です。

新聞社に勤めているだけあって、読みやすさも折り紙付き。懸念されるブロックチェーンの安全性や問題点など、わかりやすくまとめられています。まったくの初心者であれば、二冊目以降として手に取ると、より理解が深まるでしょう。

スマートコントラクト本格入門―FinTechとブロックチェーンが作り出す近未来がわかる

著者は「鳥谷部 昭寛」「加世田 敏宏」「林田 駿弥」の3名で、3名ともIT関連IT分野に強いと言える方々です。

プログラマー視点から書かれている本書は、プログラミングに興味がある、プログラミングを始めてみたい方にぜひ読んでいただきたいブロックチェーンの考え方が書かれています。ビットコインがらみの本は多数出版されていますが、プログラミングから考察されている本は少ないため、珍しい一冊と言えます。

ブロックチェーン入門

著者は「森川 夢佑斗」で、一冊でまるわかり 暗号通貨 2016~2017の著者と同じです。

こちらは名前のとおり、さらにブロックチェーンについて入門書として優しく書かれており、難しいことは具体例を出してもらわないとわからないという方でも安心して読める設計になっている一冊です。

ビットコインとブロックチェーン:暗号通貨を支える技術

原著「A.M.Antonopoulos」だったものを、「今井 崇也」と「鳩貝 淳一郎」が翻訳した日本語訳版の本です。原著者はビットコインの世界でも有名な、IT技術者兼起業家です。

原書のいいところを引き継ぎ、日本語になって読みやすくなったのが本書のいいところ。さらに、原書よりもわかりやすい図や解説を加えることで、より初心者からでも読みやすい一冊に仕上がっていると言えます。